夜行バスに揺られ、ウユニに向かう。
せっかくカマシートという180度背もたれが倒れるいい席をとったのに後ろの人の荷物が大きくてあまり倒れない。
うう、、、
それでも時々寝ながら、朝7時にウユニにたどり着いた。
その前に日の出を見ることができたのがとても綺麗で、空に雲がひとつもなくて、最初は夕方からウユニ塩湖の予定だったけど、すぐに行かなきゃ!と2人で話す。
狙っていたホダカツアーという会社の近くavenitaというところで宿をとり(こちらは朝からでもチェックインできるのがありがたい)すぐにツアー会社に向かう。
10時半から20時のフルデイツアーに申し込む。
日本語がたくさん聞こえてきて驚く。
少し仮眠したあと、7人+ガイドのジョニーで出発。
このツアーはウユニ塩湖意外にもいろいろ案内してくれる。
まずは、電車の墓場と呼ばれる場所へ。
錆びきった蒸気機関車が大量に放置されている。その上に観光客が自由に登ったりして楽しんでいる。
武留君にお願いして、車掌の真似をしてもらう。楽しい。
その後、お土産屋で20分ほど過ごしたあと、いよいよウユニ塩湖へ。
車の中から遠くに水面と反射している景色がうっすら見え始め期待感が高まる。
そして到着。
もうスゴイとしか言えないすごさだった。
初めて見る、真っ白い平面が広がっている。
ずーっと真っ平らで、ずいぶん遠くに小さく山々が見える。
うっすら水が張っている中を車で進む。
結構な深さのところもあって、こんなところ走っていいのと驚く。
空は真っ青。
途中いくつかのスポットで車を止めてくれる。
どんな写真を撮っても絵になる気がして思わず撮りまくる。
ランチは、塩のホテルで。
塩を固めてレンガのように積まれていて、床も塩で埋もれた場所。
そこから、乾いた真っ白な平面が360度広がっている場所へ連れて行かれる。
ツアーの車が何台も出ているけど、隣の車ですら遥か彼方にポツンと小さく見えるような場所。
大興奮。
どちらを見渡しても真っ白。地平スレスレのところにもくもくと雲が出ている。
ここで、ジョニーが恐竜やプリングルス缶を持ち出して、いろんなトリック写真を撮ってくれる。
すごい。
そしていよいよ、鏡張りの場所へ。
無風だと一番いいんだけど、ちょっとだけ風がある。
そのスポットへ到着。
本当に鏡張り。
夕日が2つ見える。
人が水面を歩くと、そこだけ光がキラキラ溜まる。
ここでまたジョニーがトリック写真。
美しすぎる、、、。
車が走ると、まるで水面にもう一台逆向きに車が走っていくよう。
そして、夕日が沈んでゆく。
真っ赤な太陽が水平線へと。
これまでに見てきた景色も、その時は本当に綺麗だと思ったけど、別格だった。
絶景って、やっぱりそう言われるだけの理由があるんだなと納得した。
帰ってきて、一緒の車にいたケンタロウさんから勧められた、ホタルという日本食レストランにいった。
生姜焼きと焼きそばと巻き寿司。
普通においしい。
きゅうりとワカメが入っていた。
そして夜は泥のように眠った。
2019.3.13 瑛美