朝の5時半に起きて電車でボルドーに向かう。
眠い。
地下鉄乗り継ぎ国鉄の駅について、早速2日前に窓口でもらった時刻表の電車がない。
30分以上待つことになる。
バルセロナ、、、おそろしい。
フランスで乗り継ぎが間に合うか不安。
定刻すぎて発車する。
車窓からの景色が綺麗。
少し遅めの朝日が昇る。
うたた寝して目がさめると、海辺の町について乗り換え。
屋根瓦か全部オレンジ色で、建物部分は真っ白で統一されている家が密集していてその周りはみどりが囲んでいて、海。
私の勝手なイメージだけどシチリアっぽい。
そういえば乗り換え前に警察の人が何人かやってきてパスポートチェックされた。
国境超える手続きはそれだけ。簡単。
フランスの国鉄に乗り換えると、フランス語の放送がなんか上品な響きだなーと2人で話す。
電車で検札に来るのが黒に赤のアクセント入りのおしゃれな制服に身を包んだ女性。
車内放送も女性。電車で働く人の女性率が高い。
海が綺麗。濃いブルーから先はエメラルドグリーン。キラキラしている海の上をカラフルなウインドサーフィンが2槽ほど走って行く。
菜の花畑が広がっている。藤の花も咲いている。
春だなあ。
いくつも乗り継ぐ。まるで青春18切符の旅だ。
4本乗り継いで昼過ぎにフランスのトゥルーズへ到着。ここで2時間ほど時間が出来たのでお昼ご飯を食べに街へ行く。
オープンカフェだっけ、歩道にテーブルと椅子が並んでいてそこでランチしている。
とにかくオシャレ。
人もオシャレだし、マクドですら金色にかがやいている。
呼び止められたお店でパスタとキッシュみたいなのを食べていると、おばちゃんに声をかけられる。
トゥルーズを目指してきたのか、他の街に行くのか、とか、どこからきたの?とか、英語で少し会話。
そのあと公園で屋台の生絞りジュースとクレープを食べながらのんびり。カップルがハープみたいなのとビオラみたいなのを演奏している。
ここの人も親切でいろいろ英語で話しかけてくる。
ここから特急でボルドーへ向かう。
景色がものすごく綺麗。今日も空には雲ひとつない。広大な畑や、森の中の一軒家とか。
うたた寝しながらボルドーについてすぐ宿に入り、夜はスーパーの食材で済ませた。
2019.3.27 瑛美