今日も朝食の場で初めての人と会話する。
ここのお宿tabinoyaはいろんな人と仲良く話ができる雰囲気が素敵だなと思う。
スペインは未だ経済危機で若者が仕事を失いやすいから失業して旅に出ることにしたんだよ、とか、エストニアはIT大国だから何か学べるかと思ってきたんだとか、いろんな人の話が面白い。
その後、昨日から行こうと狙っていた要塞博物館へ向かうも会えなく閉館。城壁側の博物館も閉まっていた。
イースターは店も休みが多いと聞いていたけどやっぱりか、、、。
とはいえカフェやパン屋はわりと空いてて助かる。
やむなく城壁側のベンチでかなり長い時間ダラダラしつつ溜めてた日記を書く。
途中、英語を話しますか?と質問されイエスと答えるとエホバの勧誘だった。
お昼をだいぶ過ぎて街をもう一度ぶらぶら探検していると、広場にいろんなパフォーマンスをする人たちがいた。
その後、歩いていると城壁を1人3ユーロで登れるスポットを発見!
カード使えずユーロの手持ちがなくてドルでもいいか聞くと、オッケーしてくれた!
城壁から見る世界遺産は更に美しく、私がイメージするパタリロの景色そのものが見える場所もあり、テンションだだ上がりだった!
隠し階段みたいな場所もあり、そこを武留君が登ると檻に閉じ込められたみたいに見えて笑った。
今回頼んだhalvaっていうよくわからない果物?のパンケーキも美味しかった。
店が物凄く混んでて、予約していた電車の時間ギリギリで駅に到着。
赤いモフモフの帽子に黒のコートとロシアっぽい服装の女性が電車の入口それぞれにたっていて、一昨日購入していたチケットを見せると、よくわからない言葉とともにあっちに行ってと先を指さされた。
嫌な予感しつつ何度か同じことを繰り返す。
最後にたどり着いた先では、ここじゃないけど時間だから乗って!的なことを言われ(多分)乗り込む。
どうも、英語が通じないっぽい、、、。
フランスを出て以降、エストニアまでは問題なく通じたのに、、。
乗り込んだあと、言われた方向に車両を移りつつ、会う人会う人にチケットを見せながらwhere is this(これはどこですか?)を繰り返すもやはり返事の言葉は理解できず、ジェスチャーでなんとなく判読、、、。
すでにロシア語圏に入ったんだなと察する。
あとチケットが、今までは言葉がわからなくても数字をみてだいたい何号車のこの辺、というのがわかったけど、このチケットはマジで判読不能、、。
ようやく目的のコンパートメントにたどり着くと、母子と同室だった。
片言の英語でコミュニケーション。
世界一周の写真を見せたりして楽しんだ。
予想外に夕食が付いていて、それがパンとクレープ、ヨーグルト、ジュース、チョコ、水と意外と豪華だった。
イースター休みだからか、子どもが多くいた。
窓から雪が積もっているのが見えた。
電車がエストニア側の国境駅で止まってパスポートチェック。今までみたいにパスポートを見るだけじゃなくて、機械に入力したりいろいろあったのち出国スタンプ。
その後、川を越えるとロシアで、川の両側に国境だからかフェンスがあって、ロシア側には見張り台みたいなのもあった。
ヨーロッパ同士とは違って、はっきりと国が別れていると実感した。
心なしか景色が寒々としてみえる。
すぐに次の駅について次は入国審査。
犬が臭いを嗅ぎに来たり、ビザや入国カードをチェックされて、無事入国スタンプをもらった。
久しぶりにドキドキする国境越えだった。
あと気付いたのはgoogle翻訳使いたくてもロシア語はそもそもタイプするのが難しい。一応ロシア語キーボード設定したけど、、、。
南米ではスペイン語はほぼアルファベットだったから入力が簡単だったけど、コミュニケーションに関して更に難易度が上がった、と思った。
2019.4.19 瑛美