Day64 シベリア鉄道3

Emi

夜中と朝、何かに衝突したのかというくらいの激しい揺れで目が覚める。

ただの停車だったっぽい。
相変わらず白い幹の木と杉の林が続く。
12時ごろ停車した駅では、他の電車に阻まれてホームから身動き取れず。電車に戻った後から、向こう側に売店があったことがわかる。
午後、今日も気がつくと1時間進んでいる。

iPhoneは時差を自動で調整してくれる。昨日は2回、1時間ずつ進んでた。
16時半過ぎ停車したOMCK駅で、乗客が少し乗って、私たちの車両も2人増えたみたい。
地下道を抜けて行くと売店が幾つかあった。

餃子とパンとミルクを購入。
地下道があると確実に向こうへ渡れていいね、と話す。
線路横断だと他の電車止まってると向こうに行けないし、行っても帰りに電車来たらと思うとこわい。
この駅では、2分ほど早めに着いたのに、予定時刻を過ぎても全然発車しない。
定刻から1時間弱過ぎてようやく発車。何があったのだろうか。
ところでこちらは車掌さんが廊下で着替えてたりお部屋からテレビの音がめっちゃ漏れ聞こえてたりと、ゆったり過ごしてるように見える。
他の国でも思ったけど、日本はいろいろ厳しすぎるよなー。日本の仕事場もこれくらいの余裕があればいいのになと思ったりする。
発車したあと空いてる客室で車掌さん3人で

ご飯食べてて、料理が5種類くらいあって美味しそうだった。中華のいい匂いが廊下にも漂ってた。1人は上半身裸で食べてた。
夕方雨が降って、窓から虹が少しだけ見えた。

2019.4.25 瑛美

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