夜トランジットでインドのコルカタに到着。6時間ほど滞在するのに空港ホテルを利用した。
ドミトリーしか空いてなくて、私は女ドミに入ったら、ベットが10台並んでいて1人だけ先客がいた。
電気が煌々と点いてる中、冷房が強すぎてジャケットを着込んで寝た。
男ドミは夜中まで大声で電話で話したり大音量で動画見てる奴がいたらしい。。。
早朝、ハイデラバード空港に到着。トイレに行くと清掃スタッフらしき人が座って寝てた。
空港でSIMカードが売ってなかった。
ここからバスで予約したホテルへ移動。
運転手さんに聞くと、乗り換えが必要とか。乗り換えの停留所に着いたら教えてください、とお願いすると、顎が横にフニフニ動いた。
え?ダメなの?と一瞬思ったけど、そういえば、ハイが首を横に振る国があると聞いたけど、インドかなぁ?と武留君。
後でこのフニフニをあちこちで見かけることになる。髭のおじさんが真顔でフニフニするのはなんだか見ててほんわかする。私たちもこのフニフニを真似しようとしたけど全く同じ様には再現できなかった。
街並みは最初の方はわりと綺麗だったけど、だんだんイメージするインドっぽさが出てきた。
川がゴミが浮きまくってて今まででダントツ汚い。
そうしていると乗り換えの停留所についた。
バスの運転手さんが誰かと話をしてて彼について行けという。
ついていくと、トゥクトゥクの運転手だった。
あれ、バスじゃない?と思い、どうしようと思ったけど結局乗せてもらった。
ホテルの住所見せたけど道がわからないらしくいろんな人に聞きまくってた。最後は、彼のスマホを借りてgoogleマップに住所を入れさせてもらってなんとか到着。
こっちの道行って、と言うと、ここは一方通行なんだよね、と言いながら逆走してくれた。対向車とバイクもたくさんあり、なかなか怖い。
カオス、、、。
予約したOYOという可愛い名前のホテルに着くと、グラウンドフロアは工事中で、エレベーターはドアが手で開けるタイプだった。
なんか止まりそうで怖くて階段で3階の受付へ。
ところが受付の人が、ここはインド人しか泊められない、的なことを言って受け付けてくれなかった。
booking.comで予約して完了のメールも来た、とメールの画面を見せても泊められないの一点張り。
苦労してここまできたのに、、、。
早速インドの洗礼を受けたなぁという感じ。
向かいにインドカレーの店を見つけたのでそこで朝食。これはおいしかった。
しかしここからどうしよう、、、向かいでSIMカードが買えるとホテルで教えてもらったので行くとまた売ってなかった。
近くにもお店はないという。
でもここの方が親切で店のワイファイを使わせてくれ、しかも椅子を進めてくれたり水もくれた(怖くてちょっとしか飲めなかったけど)
それでなんとか近くに別のホテルを見つけて予約。歩いて向かう。
20分ほど歩いてると、途中に結婚式らしき賑やかな列を見つけた。
予約したホテルについてみるとまたOYOと書いてある。。。
嫌な予感。。。
だけどこちらのOYOはすんなり泊めてくれてホッとした。
お部屋は上のファンが回りながら落ちてきそうなことを除けば、エアコンもあるしまあまあ綺麗だった。
そしてSIMカードを手に入れようと街へ。
ところがホテルで教えてもらった店が見つからない。
それっぽい店に入って聞くと、みんな教えてくれるんだけど、言われたところに行くとまた売ってなくてまた元に戻るよう示されたり、日曜ダカラみんなしまってるよと言われたり、情報がバラバラすぎる。。。
親切なんだけど中身が適当なことがあるって聞いた、とまた武留君にきく。
最後にようやく確実そうな情報をゲットして行ってみるも、店の人がどこかに行ってて結局手に入らなかった、、、。
ホテルのフリーワイファイも、携帯電話認証式と旅人に優しくない仕様で本当にどうしようもない。でも困ってることを伝えたら、スタッフさんたちがなんとかしてくれた。ありがたい。
インドの皆さんも優しいなぁ。。。。
今日は私たちが出会って1周年ということでどこかちょっといいところで食べようか、と話していたけど多分どっちかっていうと田舎に来てしまったみたいでいい店が見当たらない。
それでもまあ、、、ここでいっかって感じのカレー屋さんで食べたら、まあまあのお味だった。メニューが一種類で、でっかい葉っぱの上にいろんなカレーを並べてくれた。
コップの水が出てきて、大丈夫かな、、、?と思いつつちょっとだけ飲んでみたけど、後からきたインド人たちは一切コップの水は飲んでなかった。ペットボトルの水を飲んでて、コップの水は食後に手を洗うのに使ってた。
うん、ちょっと飲んじゃったけど大丈夫だと信じよう。
その近くのミキサージュース屋さん美味しかったー。
帰りにマンゴーを買って帰ったらものすごく甘くて美味しかった。
それにしても街で外国人を全然見かけない。ジロジロ見られてる気がしてドキドキした。
街の中もなかなかカオスでゴミだらけクラクションだらけ。
ただ英語は100パーセント通じる。ネットによるとインドは100以上の言語があるらしくインド人同士でも共通語は英語らしい。
ただし有名なインド訛りでよくわからないことも多い。。
看板とかも英語が中心でわかりやすい。コルカタ空港ではそれと並行して、3種類、ハイデラバード空港では2種類のインド語表記があった。
ハイデラバードで見る文字は基本横書きだけど上にも下にもフニフニしててなんか面白い。
というかなんで100以上も言語が残ってたのか、不思議だ。神様どうしてそんなに言葉を分けちゃったの?
2019.5.12 瑛美