Day 82 ハイデラバード インド2

Emi

今日は朝から電車に乗ってヒンドゥーのお寺へ向かった。

駅で、飛行機みたいな荷物検査があった。インドは男女別になっていて、女性は女性検査官に個室で検査してもらう様になっている。さすがイスラムが多いだけある。
途中寄り道して、カフェでおやつ食べたりチャイやマスクメロンジュース(マスクメロンとミルクと氷をミキサーにかけてくれた)を飲んでたらお寺に着いたのが12時前。12-14時はクローズと書いてあってギリギリ入れてよかった。

入り口で、履物と、携帯やカメラは預ける様になっている。ここで靴だけでなく靴下も預けたのは失敗だった。
とにかく階段が熱い。大理石も敷かれた黒いマットもガンガンに日で熱くなってて日陰が天国の様だった。武留君は靴下を履いてきていて普通に歩けた。
インドの人たちは裸足でも全然平気そうに歩いてる。つくりが違うのか、、、。
真っ白い寺院の階段を上るとメインホールがあって、お坊さんらしき人にお布施を渡したら、葉っぱの浮いた水を手に汲んでくれて、ドリンク、ドリンク、と言われたので飲んだ。あと周りの人たちが頭にもかけていたので私も真似した。
出口にオレンジのカレーの様な色の液体があって、みんな指につけてから額に塗っていた。私はヒンドゥーじゃないので遠慮しようとしたら近くの女性が、こうするのよってジェスチャーで教えてくれたので真似した。
左腕にはタイの寺院でもらった赤い紐をつけたまま、額にはヒンドゥーの印?をつけるという神仏混淆じゃないけどそんな感じに。
少し下に降りるとみんなが座って憩っている木陰があったので私たちも休む。
すると、多分寺院を閉める時間なのか、みんなまとめて追い出された。
その後階段を下りていくとヤシの実?みたいなのをおばちゃんが売っていて試しに買ってみた。ドリンク?と聞くと、コップを出してくれて、ヤシをコンクリに力強く打ち付けてコップに注いでくれた。
味は、まあまあといったところ。あと、皮周辺の白いところも食べられるらしくノミで砕きつつ皮から剥がしてくれた。こちらもお味は微妙、、、。
食べきれなかった分は袋に入れてお持ち帰りに。道の真ん中で寝ていたおじさんにあげた。
午後はトゥクトゥクに乗ってゴルコンタ城へ。途中、道路を牛の軍団が通って行ったり、ヤギが餌を漁ったりしていた。道路脇、店の前にいる彼らは野良ヤギなんだろうか?
お城の入場料はインド人25ルピー、外国人300ルピーとなかなかに格差価格だった。
中に入ってみると、思った以上に広い。そして暑い。木陰でしょっちゅう休みながら進んだ。順路とかはなくて、お城の内部にも自由に入れる感じだった。
道無き道を超えて建物の中を抜けるとさらに先があってずーっと登って行った。
途中で、男性2人組にフォトオケー?と声かけられて、写真撮って欲しいのかと思ってオケーと言ったらなんと私たちの写真を撮りだしてびっくりした。
その後も、頂上で男性のグループと遭遇していろいろ話しかけられまたフォト一緒にとろう!と言われたり、家族連れとか中学生くらいの子どもたちとかから一緒にとってと頼まれたりして、5組くらい一緒に撮った。
外国人らしき人は私たちくらいしかいなくて、結構見られてるなとは思ってたけど、、、。
アジア人は珍しいのか。
ちょっとした有名人気分。
あと、中ではずーっと売店がなくて、水が足りなくなってやばいと思ってた時に、写真を撮ったグループが水あげるよー!ってなぜか未開封のペットボトルをくれてめちゃくちゃ助かった。
上の方には小さな寺院みたいなところもあった。
てっぺんからは、町並みが一望できてよかった。
城内はリスがチョロチョロしてたり、ハトが巣を作ったりしてた。
城を出て、屋台の生絞りレモンジュースを購入。

これまでインドの食中毒はマジでやばいと聞いてたので屋台はやめとこうと言ってたのがあまりにも美味しそうなのでここでひよる。
そこからまた街中へもどり、ハイパーマーケットへ。ハイパーだからスーパーよりすごいのだろうか。
ここでも女性は布で目隠しされたエリア内でのセキュリティチェック。
その後カバンなどを開けられない様にチャックにプラスチックバンドをつけられた。
夕食は武留君がネットで調べたビリヤニ(チャーハンみたいなの。ハイデラバードで有名らしい)を食べる。チキンビリヤニが美味しかったけど量が多かったー!
後おじさま方が優しくて、私がプラスチックバンド引き千切れなくて苦戦してたら代わりに切ってくれたり、手を洗いに行こうとしたら案内してくれたり出てきたところを待ち伏せして紙ナプキンを渡してくれたおじさんが2人もいた。
あと今日もSIMカードを求めて迷走した。
最初に行ったところはインターナショナルIDは扱えないから向こうの店へ行けばできると言われ、
500メートルほど歩いたその店でもまた、うちはフランチャイズでインターナショナルIDは扱えないから本店へ、と言われ住所を教わる。
トゥクトゥクで住所を見せて連れて行ってもらったら、全然違う適当なところで降ろされ、そこからまた5人くらい道を尋ねて歩き回りようやく本店に。
今度はそこで対応した女性とやりとりしてたら突然、うちではSIMカードはない、と言い出して、さすがにそんなはずはないだろー!と思って、ここであるって聞いた、を連呼したら別の男の人が来て対応してくれた。
そのあともパスポートのビザをみて、これは期限が切れてるからダメだと言い出したり(実際には切れてなくて日付見るとこ間違えてた)
顔写真を撮ったり携帯端末にパスポート情報を打ち込んだり手続きらしきことをし始めてくれたけど最後の最後でアクティベートに3日かかると言われて驚愕。
そのスタッフから、近くの別のエアテルの支店に行けばできる、と場所を案内されたけど、さすがに、同じ系列でネットで手続きしてここでダメでそっちでできるってことはないだろー!と思ってインドのシムカードは断念した。
みんなの案内が適当過ぎて面白い。

あのシムがないと言い出した女性スタッフとか多分めんどくさくなっただけよな、、、。
夜ホテルに帰ったら部屋の前にいろんなものが散乱していて、スルーして入ろうとしたらヒゲのおじいさんがやってきて何かわからない言葉で多分説明しようとしてくれたので、イングリッシュ?と聞いた。
すると、近くの部屋に飛び込んで話し声のあと若い男性スタッフがでてきて、どうしました?と英語で聞いてきた。
どうしました、はこっちのセリフではないかと思いながらもとりあえず、これは何ですか?と聞いたら、作業中で散らばってますごめんね、と言われた。
そんなこんなで今日も楽しい1日が過ぎた。
2019.5.13 瑛美

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