先日の旅中に、私が5年前に働いていた倉敷ゲストハウス有鄰庵の元庵主、中村功芳さんと再会した。
中村さん、現在では各地で乞われて地域活性化等ののアドバイスをしているストーリーメーカーとして活動しているそう。
そこから話が広がり書類作成等を手伝ってもらえないかと声をかけてもらった。
岡山県新庄村へ、急遽向かうこととなった。
岡山駅で、新庄村で活動している深見さんみゆきさんご夫妻と出会う。
深見さんはバクチャーという画期的な製品を扱うfullbackという会社に参画している。
バクチャーとは、バック トゥー ザ ネイチャーの略で、この物質を与えると地域の微生物が活性化するという。
例えばバクチャーを汚れた川に加えると、微生物が活性化して綺麗な川に戻ったり、土壌に与えると、作物が肥料なしでもとても元気に育ったりするという。
海外でも注目され、ベトナムやラオス等では国レベルでの活用もされていたり、ユネスコにも認定されているとか。
とにかく水や土壌を綺麗にしてくれるすごい物質なのだ。
しかも、よそから微生物を連れてくるのではなく、あくまでその土地の地元微生物を元気にしてくれる仕組みだからより自然に近い形と言える。
またみゆきさんは、苔を使った洋風盆栽を何年も作り続けている。
新庄村は、苔や野草の宝庫なんだそう。
新庄村で、お2人をはじめとするメンバーの資源も生かしつつ、村を活性化して新しい生き方や環境が提案できる場所にもできたらというような話を聞いた。
村役場の方や村長さんともお話しでき、面白い一日となった。
そのまま夜には深見さんの古民家関連のお知り合いの集まりにも参加させてもらい、補助金のこととかいろいろ情報がきけた。国交相の古民家関係の補助金が気になる。
今週は2回も岡山に来ている。
新庄村のプロジェクト、楽しみすぎる。
それとまさか、5年越しでまた中村さんと仕事出来るなんて、思ってもいなかった。
とてもワクワクしている。
同時にホニャラノイエの負担にならない程度に、だけど豊かに生きる足しになる程度に仕事してもらえたらと言ってもらえありがたい。
宿だけでなくプラス私たちの好きなことや得意なことで収入を得ていけたらと思っている。
2019.7.13 瑛美