髭~ム(公式)

タイトルカバー写真(箱の表紙等から)

〜ホニャラ王国の物語〜

20XX年、とある南の平和な島国・ホニャラ王国。
その国は、髭を伸ばしている者が位が高く、人々から尊敬されるなど、多くのメリットがある。

しかし髭の日として国祭が行われる8月8日の前日。とんでもない事件が起こるのであった。
その国の王・タケールが、何者かに睡眠薬を盛られ、昏睡している間に国内最長・6メートルをも越える長さを誇っていた髭を、全剃りされてしまったのである。
妻・エミィの悲鳴、家来たちは騒然。国王タケールも狼狽した様子だが、直ぐに冷静を取り戻しこう語った。
「残念だが仕方がない。こうなれば新しい国王を決めなければならない。明日、8月8日の時点で、この国内で髭の長さが最長である者を、次の国王とする。我こそは髭が一番長いと思う者は名乗り出るように。」
…と。

この御触れに国中が色めき立つ。
我こそは髭の長さが最長だ!と言い争う者。髭が伸びるという怪しい薬を売り出す商売人。
少しでも髭を伸ばそうと、髭先に重りを付けて、苦行に耐える者。
そしてその夜、とある闘技場では、この国の中でも、特に髭の長さが長い勇者が集い、翌日に向けての争いの火蓋が切って落とされようとしている。

それぞれの手には、武器のバリカンや鏡、盾が。そして、とある者のポケットには小瓶に入った錠剤が…
勇者A「この中に、明日の国王になる者が居るのは間違いない。」
勇者B「しかし国王になれるのはただ1人。こうなったら決闘をして、髭が一番長い者を決めよう。」
勇者C「あぁ…(まさかこの中に国王の髭を剃った犯人が居るのでは?)」

セット内容

・髭カード 30枚
・トリミングカード(-2:8枚、-4:4枚、1/2:2枚、全剃り:2枚)
・ガードカード(無効:6枚、反射:8枚)

(遊び方1)髭伸ばしゲーム

手持ちのカードを使って髭を生やそう!一番長く伸ばした人が勝利です。相手の髭を剃れるトリミングカード・全剃りカードや、身を守るガードカードを有効活用して、自分の髭を蓄えよう

プレイヤー人数 3〜5人 ※2人でもできる?
プレイ時間 約10分
対象年齢 5歳以上?

ゲームの準備

  1. 全てのカードをよくシャッフルし、各プレーヤーにカードを7枚ずつ配ります。残ったカードは伏せて、テーブルの中央に山にして置いてください。
  2. 現在、最も髭の長い人がスタートプレーヤーとなります。

ゲームの進め方

  1. スタートプレーヤーが山札からカードを1枚引きます。その時、トリミングカードを出すかどうか決めます。

a:トリミングカードを出す場合
・使いたい相手を宣言しながら、トリミングカードを出します。トリミングカードは一度に一枚ずつしか使えません。
・出された相手は、それに対してガードカードを使うか、髭カード相手に渡すかを選択できます。

<ガードカードについて>
・ガード無効→相手出したカードの効果を無効にできます。
・ガード反射→カードを出した相手に効果を跳ね返すことができます。ガード反射されたプレーヤーは、さらにガードカードを使うことができます。(どちらかが髭を剃られるか、ガード無効カードが出されるまでやり取りが続きます)

<トリミングについて>
・トリミング1/2カードを適用するプレーヤーの髭が奇数枚数の場合は切り上げて計算します(例:髭カード5枚の場合は3枚剃られる)
・トリミングカードの枚数だけ髭カードを持っていない場合は「つるっつる」と言いながら、持っている髭カードを全て相手に渡します。(例:トリミング-4を出されたが髭カードが3枚しかない場合は全て相手に渡す)
・相手から剃りとった髭カードは、手札とは別にして自分の前に置いておきます。

b:トリミングカードを出さない場合
・「ヒゲ」と宣言し、次の人に順番を譲ります。

  1. 山札がなくなるまで時計回りに1を繰り返します。

ゲームの終了

・山札がなくなったらゲーム終了です。

<手元にトリミングカードが残っている場合>
・自分の手札に効果が適用されます。
・ただし、ガードカードを持っている場合、その枚数分だけ、トリミングカードの効果を相殺できます。
・ガードカードに対してトリミングカードが複数ある場合、どのカードを相殺するかは本人が好きに決めることができます。
・トリミングカードが複数ある場合、どの順番に適応するかは本人が好きに決めることができます。(例:トリミング1/2とトリミング-2が残った場合、先に1/2してから-2にしてもよいし、先に-2をしてから1/2にすることもできます)

ゲームの結果
・最後に一番髭カードを持っている人が勝ちです。
・手持ちの髭カードの枚数が同数の場合は、剃りとった髭カード(テーブルの上にあるカード)の枚数が多い人が勝ちです。

(遊び方2)
自剃りゲーム
ツルツルを目指せ!生えてくる髭を自分で剃るゲーム。相手が剃るのを妨害しながら自分の顔をツルツルにしよう!

プレイヤー人数 ?
プレイ時間 ?
対象年齢 ?

ゲームの準備

  1. 全てのカードをよくシャッフルし、各プレーヤーにカードを7枚ずつ配ります。残ったカードは伏せて、テーブルの中央に山にして置いてください。
  2. 現在、最もつるつるの人がスタートプレーヤーとなります。複数いる場合はジャンケンで決めてください
  3. スタートプレーヤーが山札からカードを1枚引きます。その時、トリミングカードを使うかどうか決めます。

a:トリミングカードを出す場合
・トリミングカードを出します。トリミングカードは一度に一枚ずつしか使えません。
・他のプレーヤーは、それに対してガードカードを使うことができます。

<ガードカードについて>
・ガード無効→相手の効果を無効にできます
・ガード反射→カードを出した相手の効果を自分の髭に適用させることができます。なお、複数のプレーヤーが反射カードを使った場合は一番枚数多く積んだ人に効果が適応されます。同数の場合は無効になります。※早いもんがちでも面白い?

<トリミングカードについて>
・トリミング1/2カードを適用するプレーヤーの髭が奇数枚数の場合は切り上げて計算します(例:髭カード5枚の場合は3枚剃れる)
・トリミングカードの枚数だけ髭カードを持っていない場合は「つるっつる」と言いながら、持っている髭カードを全て剃ることができます。
・剃った髭カードは自分の前に置いておきます。

b:トリミングカードを出さない場合
・「ヒゲ」と宣言し、次の人に順番を譲ります。

  1. 山札がなくなるまで時計回りに1を繰り返します。

ゲームの終了

・山札がなくなったらゲーム終了です
・手元にトリミングカードが残っていても、効果は適応されません。
・最後に一番髭カードの少ない人が勝ちです。
・手持ちの髭カードの枚数が同数の場合は、剃った髭カード(テーブルの上にあるカード)の枚数が多い人が勝ちです。

(遊び方3)
髭めくり
坊主めくりのように髭カードをめくっていこう!最後に一番髭の長い人が勝利です。小さなお子さまでも楽しめる遊び方です。

プレイヤー人数 ?
プレイ時間 ?
対象年齢 ?

ゲームの準備

  1. 全てのカードをよくシャッフルし、テーブルの中央に山にして置いてください。
  2. 現在、最も髭の長い人がスタートプレーヤーとなります。

ゲームの流れ

  1. スタートプレーヤーから時計回りに、山札からカードを1枚ずつ引いていきます。

・トリミングカードを引いた場合、自分の持っている手札を全部中央に捨てます
・ガードカードを引いた場合、中央の捨て札を全部自分のものにすることができます。

  1. 山札がなくなるまで時計回りに1を繰り返します。

ゲームの終了

・山札がなくなったらゲーム終了です
・一番髭カードの多い人が勝ちです。

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